弾性とは
弾性とは、ある物質に力を加えて変形させた後、物質から力を取り除くと、完全にその物質が元の状態に復元する性質のことをいいます。また、このような性質を示す物質のことを弾性体といいます。
弾性というと、何となく、ボールのような良く弾むものを思い浮かべてしまいますが、実際には金属やガラス、木材などすべての固体が弾性を有しています。
ある物質をある長さまで引っ張ろうとした場合、当然、その物質の種類によって必要な力は違いますが、この時の力は次の式で表されます。
F = k*L
つまり、対象物質をLだけ変形させるためにはFの力が必要になるわけですが、物質の種類によってkの値が違うため、引っ張る力も変わることになります。
kは弾性率あるいはヤング率といい、物質の種類によってきまる定数です。つまり、金属などのように引っ張るのに大きな力が必要な物質は弾性率が大きく、ゴムのように少ないちからで良く伸びるものは弾性率が小さいことになります。
先に述べたように、イメージ的には、ゴムボールのようなものの方が弾性が大きく感じてしまいますが、実際には弾性率自体は金属や木材の方が、圧倒的に大きいことになります。
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